「AIツール、便利らしいけど、結局どう使えばいいの?」 「ChatGPTとClaude、どっちを使えばいいの?」

生成AIはもはやフリーランスの必須ツールですが、いざ使おうとすると「何にどう使うか」でつまずきますよね。

この記事では、制作会社17年→独立し、フリーランスのデザイナーとして働く私が、ChatGPTとClaudeを両方とも有料課金して、毎日使っている実体験をもとに、リアルな使い分けと活用例を紹介します。ふわっとした一般論ではなく、「実際にこう使ってるよ」という具体を書いていきます。

結論:AIは「1つに絞る」より「使い分ける」のが正解

先に結論です。生成AIは、1つのツールに絞るより、役割で使い分けたほうが強いというのが私の実感です。

私はClaudeとChatGPTの両方を有料プランで契約し、得意分野で役割分担させています。安い出費ではありませんが、毎日の仕事でフル活用しているので、私にとっては完全に「時間を買う投資」だと思っています(具体的な金額の話は後半で)。

では、実際にどう分けているのか。私の使い分けマップから紹介します。

私のAI使い分けマップ

ざっくり、こう分けています。

Claudeを使う場面

  • 長文や、丁寧さが必要な文章(提案文、お客さま向けメールなど)
  • 日々のあらゆる相談(仕事のことも、仕事以外のことも)
  • 毎日のタスク管理と、デザイン系ニュースのまとめ(Claudeの「Cowork」機能に、毎日のタスクと、仕事に関係しそうなデザインニュースをまとめてもらっています)

ChatGPTを使う場面

  • 見積書の作成
  • 画像・イラストの生成(デザインの補助として)

そして、判断に迷うテーマは、両方に同じ質問を投げてみて、返ってきた答えが良さそうな方でそのまま会話を続ける、という使い方もします。2つ持っているからこそできる贅沢な使い方です。

【実体験】Claudeが効いている場面:文章作成と「壁打ち」

私がClaudeを一番評価しているのは、文章作成の質です。正直、かなり秀逸だと感じています。

特に助かるのが、選択肢を出しながら話を進めてくれるところ。「こういう感じの文章がほしいんだけど……」という漠然とした状態から相談を始めても、いくつか方向性を提示してくれるので、やり取りしながら内容をどんどん詰めていけるんです。ゼロから自分で書き出すより、はるかにラクに、かつ質の高いアウトプットにたどり着けます。

この使い方は、メール・ブログ・SNS投稿など、文章を書くあらゆる場面で活躍しています。「何を書くか決まってないけど、とりあえず相談する」——この気軽さが、日々の作業のハードルを大きく下げてくれています。

【実体験】ChatGPTが効いている場面:デザイン補助の画像生成

一方、私がChatGPTを手放せない理由は、画像生成の優秀さです。デザインの補助として、本当に助かっています。

具体的には、こんな使い方をしています。

  • イラストのラフ作成:デザインの方向性を探る初期段階で、イメージをすばやく形にする
  • SNS投稿のイメージ作成:投稿のビジュアル案を、パッと複数出して比較する
  • 手書き文字・袋文字(縁取り文字)の作成:デザインにちょっと変化をつけたいときに使う

この中でも特に効いているのが、手書き文字や袋文字の作成です。

「ちょっとデザインに変化をつけたいな」という場面、けっこうありますよね。でもこれ、自分で手書きしたり、Illustratorで一から起こしたりすると、地味にものすごく大変なんです。平気で何時間も取られるうえに、コピー(掲載する文言)に修正が入れば、また一から作り直し……。デザイナーなら、あの徒労感がわかると思います。

これがChatGPTだと一変します。イメージしている参考資料と、入れたい文字を投げるだけで、数分で出来上がる。しかも気に入らなければ、何回でも作り直せる。「何時間もかけて作ったのに、修正で振り出しに戻る」——あの苦行から解放されたのは、本当に大きいです。

もちろん最終的な仕上げはプロとして自分の手で行いますが、「たたき台をすばやく出す」フェーズでの生成AIの威力は絶大。カンプやアイデア出しの初速が、確実に上がりました。

個人事業主こそ、AIを「めちゃくちゃ優秀な秘書」にすべき

もう少し本質的な話をさせてください。

私にとってAIは、「もう一人のスタッフ」というより、めちゃくちゃ優秀な秘書という感覚に近いです。しかもこの秘書、私の場合は月1〜2万ほど(ChatGPTはPlus、ClaudeはMaxプランを契約しています)で、24時間いつでも、文句ひとつ言わずに働いてくれる。正直、安すぎると思っています(笑)。

個人事業主は、身ひとつです。会社員のように、誰かが雑務を巻き取ってくれることはありません。だからこそ、この“優秀な秘書”に、文章のたたき台づくり、ニュースのまとめ、画像のラフ出し、見積の作成といった作業を任せられる意味は大きい。空いた時間を、自分にしかできない仕事——デザインを突き詰めること、お客さまと向き合うこと、そして家族と過ごすこと——に回せます。

「毎月お金を払ってまで必要?」と思う人もいるかもしれません。でも私は、AIへの課金も**「時間を買う投資」**だと考えています。浮いた時間で本業を少し進めるだけで、月1〜2万くらいは簡単に元が取れる。道具代をケチって自分の時間を溶かすのは、結局、自分を安売りしているのと同じです。この考え方は、ストックフォトの記事プロフィールでも書いている、独立してからずっと大事にしている軸です。

まとめ:役割で使い分ければ、AIは強力な相棒になる

フリーランスのAI活用について、実体験をもとに紹介しました。

  • AIは1つに絞るより、役割で使い分けるのが強い
  • 私の場合、Claude=文章・相談・タスク/ニュースまとめChatGPT=見積・画像生成
  • 個人事業主は身ひとつ。AIを**“めちゃくちゃ優秀な秘書”**にして、時間を本業と家族に回す
  • 月1〜2万で24時間働く秘書。有料課金も、浮く時間で考えれば**「時間を買う投資」**

まだ使っていない人は、まずどちらか1つ、身近な作業(メールの下書きや、アイデアの壁打ちなど)から試してみるのがおすすめです。「これは効くな」という感覚が、きっとつかめるはずです。

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